浦安シティオーケストラ

 

 

 浦安シティオーケストラの「誕生演奏会」は1989年の12月でした。まず、市民有志の音楽愛好家の集まりがあり、そこから将来を目指す若い音楽家を励まそうという「若い芽のコンサート」が生まれ、その延長で、合奏の楽しみの場としての市民オーケストラ設立が自然発生的に盛り上がったわけです。

その心は、我が町 浦安です。この新境地にどういう文化が、あるいはどういう連帯感があるのだろう?また未来を担う子供達にとってふるさととはなんだろう?という自問でした。その上に立っての「音楽で新しいふるさと作りを」というのが私たちの今も変わらぬ思いです。

誕生演奏会の曲目はベートーベンの交響曲一番。それから苟も10年目にベートーベンの第九番を「市民合唱」の皆さんと共に演奏できたのはいかにも嬉しく、感慨深いものがあります。

その間、年に一度の定期演奏会のほか、ポピュラー・コンサート、市民音楽祭、市民ミュージカルなどを中心に忙しく、厳しい練習の中にも和気あいあいの「仲間」活動を続けております。

それは老若男女を問わず「音を楽しむ」場であり、ややもすれば暗く荒廃気味の世相にあって、音楽という皆の共通語を時空を越えて広げようという努力です。「第九(合唱)」のシラーの言葉を借りれば「Freude(喜び)mit(共に)Freunden(仲間)=仲間と共に喜びを!」というのが私たちの願いです。

                             浜地 道雄